神戸高速線HISTORY

【誕生の背景】

昭和の始め、神戸市を東西に貫いていたのは国鉄のみで、神戸市に乗り入れていた他の4私鉄の終点は、阪神が元町、阪急が三宮、山陽は兵庫(昭和43[1968]年に廃止)、神戸電鉄は湊川とバラバラだった。戦後の人口増加に伴い、4私鉄を結ぶ連絡鉄道を建設して市内交通の不便を解消しようという機運が高まり、計画が本格化。昭和33(1958)年、神戸高速鉄道株式会社が誕生した。

昭和25(1950)年
6月1日 | 神戸高速鉄道株式会社 創立事務所設置
昭和33(1958)年
10月2日 | 神戸高速鉄道株式会社創立
昭和34(1959)年
1月14日 | 社章決定
社章イメージ

【工事中の苦難を乗り越えて】

工事が8割近く進み、完成を翌年に控えた昭和42(1967)年7月、神戸地方を襲った集中豪雨により工事中のトンネルが浸水。排水排土の復旧費や機械の水没など、莫大な被害を受けた。しかし、この災害を教訓に、出入り口のかさ上げや防水ゲートの設置など、万全な防災対策が図られることとなった。

昭和37(1962)年
3月5日 | 起工式
昭和42(1967)年
7月9日 | 集中豪雨によりトンネルが浸水、莫大な被害を受ける
トンネル工事イメージ

排水作業中の西元町駅

【4つの鉄道をつなぐ地域の足として】

神戸高速鉄道は、車両と乗務員を保有しない日本初の第三セクター鉄道として、昭和43(1968)年4月7日に営業を開始。その前日には高松宮ご夫妻をお迎えし、盛大な開通式典が行われた。開業当日は、春休み最後の日曜日で好天にも恵まれ、行楽客であふれる晴れやかな門出となった。

昭和43(1968)年
4月5日 | 竣工式・記念碑除幕式
4月6日 | 開通式
4月7日 | 神戸高速鉄道 営業開始
9月1日 | メトロこうべ営業開始
記念碑の除幕式イメージ

記念碑の除幕式(高速神戸駅)

神戸高速鉄道開通祝賀式典

神戸高速鉄道開通祝賀式典
(会場:神戸国際会館)

メトロこうべ営業開始イメージ

メトロこうべ営業開始